最近の撮影から-ちょっと旧い、北海道の西工ボディ車

たまにはブログを書かないとなりませんね…
HRIBでは当面掲載する予定のないような話などを
載せるのが一番よいのでしょうが、
いろいろと忙しいもので…。
 
空知方面に撮影に行くと、このようなバスに出会いました。
イメージ 1
芦別市のスクールバスで、西工製ボディです。
登録は伏せておきますが、1988年式。
いすゞシャシですから、恐らくP-LR212F(尺は短く見えるので)と思われます。
芦別市には2台現存するようですが、西工の本場九州でもどの位の台数がこんな仕様で導入されたのか
気になります。そもそも西工ボディの中型車は日産ディーゼル車ならびにOEM三菱ふそう車以外は珍しく、
しかも前ドアの自家用タイプで、冷房はナシ…
もしかすると、貴重な車なのかもしれません。
 
ところで、北海道ではUD車の標準車体になるまで、西工ボディは殆ど見られませんでした。
しかし、ごくまれに、自治体や幼稚園などが突然変異的に西工車を導入していたのです。
芦別市の中型車とほぼ同じ時期には、恵庭市にも大型車が入っていました。
イメージ 2
1997年撮影。これもいすゞですが、LV系です。
既に除籍されていますので登録はそのまま掲載しますが、これ1台きりだったはずです。
このほかにもアクセスサッポロに導入され、札幌サンプラザへ移籍して最後は札幌市内の私立高校で
使われたUDの前後扉車(!)もありますが、またの機会に掲載できれば…。
 
大体は58MCのスケルトンタイプ以降に導入されていますが、
もっと前、かまぼこボディなども北海道に入っていたのかなども気になるところですね。
 
北海道では異端児だった時代の西工ボディ車にまつわる話でした。