珍奇な仕様

 板橋不二男様からお譲りいただいた画像のご紹介を始めた今年のHRIBですが、本編ではまだ扱っていない札幌地区以外の場所での、貴重なバスの姿をとらえた画像も多数あります。
 
 今日は私の目を惹いた1台を掲載します。
イメージ 1
イメージ 2
 松前営業所で撮影されたという、三菱ふそうMAR470の呉羽ボディです。
 手持ちの記録によると、1966年式ということです。函22あ・・72という登録ナンバーから、導入は1972年。
移籍車なのですが、この時代にして観光マスクであること、そしてライトベゼルが見たことない仕様であること
さらによく見ると、側天窓仕様(を塗りつぶしてある)であることが印象的です。もちろん?クーラーはありませ
ん。
 通常呉羽の観光ボディはB8/B9系以降によく見られるのですが、旧い車体で見たのは初めてかも知れませ
ん。おまけに、タレ目ではない珍奇な顔をしています…
 一体どんな事業者で使われていたのでしょうか。とても気になりますね。
 車体には「一般貸切」とありますが明らかに路線で走っています。導入当初は貸切車だったのかもしれませ
ん。
 
 函館バスは古くから移籍車を多く導入していたようで、函22ナンバーを付けた60年代車が多数居たようです。
いずれは本編でも函館地区は紹介していく予定ですが、それまではブログで取り上げてみようかと思います。