夕張を走りはじめた都営バス

こんにちは、管理人です。
 
この11月から、夕張市を都営バスが走り始めています。
…といっても「元」都営バスではあるのですが、塗装はそのまま。
さっそく本日撮影してきましたので、まずは見てください。
イメージ 1
日野KC-HU2PMCE 1998年式 日野車体 ブルーリボン・ノンステップ
元:東京都交通局A-E402(品川200か・134) 最終配置:品川自動車営業所
 
塗装はもちろん、フロントの局紋、局番のA-E402までそのままです。
違うのは行先表示のLED化、側面行先表示の位置変更、
「都営バス」から「夕鉄バス」になっていること…辺りでしょうか。
内装は暖房の強化などが行なわれ、中乗り多区間仕様のワンマン機器も搭載されています。
これだけそのままだと、現役車の元ユーザーを書かない方針の拙サイトでも
書かざるを得ないですね(笑
…というよりも、そのまま使用される理由があります。
 
夕張市財政破綻後、再建のために様々な施策を行なっていますが
元東京都職員の現市長のもと、東京都と協力関係を築いています。
このバスも、夕張市東京都交通局からの無償提供を受けて
夕鉄バスに運行を託したものです。
そうした意味で、都バス塗装のまま使用されます。
 
夕鉄では初のノンステップバスで、山間の街である夕張では特に冬の走破性が気になるところですが
社光循環線で使用されるということで、これから市民のあしとして活躍することでしょう。